「たっくん」の生きる道2…これがねぇ…

まゆゆの引退が発表されました


「まゆゆ」と聞いても
もうすでにピンとこない人たちも
いるのでしょうねぇ

祇園精舎の鐘の声
諸行無常の響きあり

古いっ!…いいんです
大事です
はいっ! テストにでるかもよぉ~

「まゆゆ」とは、AKB48の
絶対的エースとして
まばゆく輝く王道アイドル

でした…

私、正直AKB48シリーズの皆さんには
あまり興味がありませんでしたが

「まゆゆ」は、そのかわいらしい姿の中に
一つ芯の通った凛としたものが見えて

「まゆゆ」であり続けようとした
あっぱれなアイドルだと




プロのアイドルだと感じていました

「まゆゆ」の生きる道は
輝くスターへの道だった…
はずなのに、本当に残念です

その昔 高村光太郎が
道程 という詩をよみました


僕の前に道はない
僕の後ろに道は出来る

あまりにも有名な詩ですが

「まゆゆ」の後ろに続く道は
きっとできていて、



たくさんの後輩たちの
道となったと思いますよ
お疲れさまでした



そして、私たち親子も
道を探す冒険に出かけました(笑)

この日曜日に実は
「たっくん」と一緒に



今度働く予定になっている
「ハピネスファーム小牧」まで

通勤路を見つける旅
出かけました(おおげさ)

↓↓↓ハピネスファームについて書いたブログはこちら
発達障害「たっくん」の生きる道

例のごとく
「たっくん」は電動自転車


黄色いたっくん号

私は自動車で出かけました



前回、訓練所までの
練習の様子をブログに書きましたが

その様子はこちら↓↓↓
自転車予行演習

実は、翌日訓練所の方から
電話がかかってきて



30分遅刻してきた
というのです  えっ?

予行演習では予定より
早く着いたくらいなのに?



うーん。寝坊でもしたのかな?
と思っていました。

「道」選びはいつも
とても重要な課題です

桃花台は小さな山を
切り開いて作られた土地なので

急な上り坂や下り坂が多いんです



だから
なるべく平坦な道をえらんで
先導してみました

ところが、、、
歩道がない。狭い。



とっさの判断が苦手なので
命にかかわっちゃいます

なんとか歩道のある道へでました

この交差点、赤い矢印の横断歩道はこわいらしく
黄色い道を信号2回まってわたります。時間かかりますね。

ところが
歩道はあるけど狭い

この辺りずっと今は草が生い茂って
30cmくらいしか道がないんです

しかも草がけっこう茂ってる

バックミラー越しに見ていると
狭い歩道はバランスがとりにくいのか



時々、足をついていて
ふらつきながら危なそうです

私は車なのでどこにでも
停車できない道もあって


遅いなぁ・・・


仕方なくずいぶん先にいって
待っていたのですが
待てど暮らせどきません

すると、歩いて自転車を引いて
こちらの方へゆっくりと
向かってくるのが見えました

・・・

大丈夫。そのほうが安全だよね

そういう事か・・・
乗れずに歩いていた
時間があったのか…

同じようななじような平らな道でも
狭い歩道のガードレールや

ブロックが自転車と近いと
うまくのれないんだ…

昨日まで乗れていた道も
草が茂って狭くなったり

高くなった草が迫ってきたりすると
乗れないんだ…

実は「たっくん」は斜視もあるので
立体視ができません

物の「奥ゆき」がわからないんです



片目だけだと
エスカレーターの下りが
少し怖かったりしませんか?

絶えずあんな感じで暮らしているのです

こうやって予行演習して
一緒についてきて



初めて狭いと乗れないこと
草がしげっていると乗れないことに
気が付いたのでした



塾生たちも似ている事があって、

言葉で説明することだけを
聞いていてはわからない事が
けっこうあります


あ~そういうことが言いたかったのかぁ

と後になって気が付くことも
ちょくちょくあるんです

小学生は特にです

だから、私たち講師は



いつも想像力と経験の引き出しを
開け放して子供の言いたい
本当のことを見つけていきます

私は「たっくん」のおかげで
そういう訓練を今でもし続けて
いられるのかもしれません

遠回りでも
広くて車の通りがすくない
歩道がしっかり広い道を

こっちの道にしなきゃなぁ

通勤できる日までに
また見つけにいかなくちゃ

過保護に思えるかもしれませんが
これは命に係わることだし



通勤中の事故は
会社にも迷惑をかけるので

真剣に慎重に見つけなきゃ

障害をもっている子供と
かかわっていく事は

健常者の子供たち以上に
工数の多い子育てとなります



毎日となると膨大な工数です

お母さんたちの疲労も
大変なことでしょう



障害の種類もさまざまなら
一人ひとりの困っている事も

またさまざまです

どうか社会の皆さんが
多様性を受け入れて
大変さを想像して頂けたら
少し心が軽くなります




「たっくん」の生きる道は
まだまだ続きます

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