人間より昔から農業する蟻のお話

ハキリアリをご存じですか？

Eテレの番組で
たびたび登場するハキリアリ

小さな子供らに人気です

時には100ｍ近い行列を組んで
遠いところから
巣まで葉を運びます

実はこの蟻
農業をしてくらしています

それも人間が農業を始める
はるか前からそうして
生きてきたのだそうです

葉をきって運び
細かく砕いて
菌をそだて
餌にします

さまざまな工夫がされた
その生きるメカニズムは
読み進めるほどに
面白くて、感心させられます

彼らはしっかりと役割を決め
分業をしています

葉を斬る係
運ぶ係

体の大きな蟻は
通り道にある障害物を
邪魔にならないように
移動させます

体の小さい蟻は
葉の上にのって妨害する
ものを威嚇します



養分を与えて
キノコを育てる
そのキノコで幼虫の面倒を見る

それぞれの特性を生かした
役割をもって生きている

シンプルで素敵だなぁと思うのです

いつからみんな同じが
浸透したんでしょう

人間もみんな同じじゃないはずで
得意を活かしていきればいいのに

子どものころに
こんなにみんな同じを強いられて

途中から自分らしくあれと

好きな事をして生きなさいと

言われても切り替えられる
器用な子がどのくらい
いるのでしょう

もっと多様な生き方や
多様な個性を
認められる場所に
なるように

勇者アカデミーのプロジェクトが
その機会をみんなに与えられるように

沢山のアイデアを盛り込んで
準備中です

お楽しみに！