子に教わる、『教える』という事

学習塾エンカレッジ桃花台
塾長 橋本真弓です

と言っておりますが
私は『教える』プロとしての

勉強は一切してきていません
↑威張っているわけではありません




塾長にはかわいい二人の孫がおります


孫娘は2歳 弟もうすぐ1歳です

先日こんな出来事を目にしました

お昼寝から目が覚めて
まだぼーっとしているのは

もうすぐ1歳になる弟くん
おかあさんを探して



泣き顔でした
こっちへおいでと手招きしても

ひたすらその場で泣いていました



すると、お姉ちゃん2歳がそばに行き
目の前で、はいはいしだしました

まるで弟を先導するように

すると、泣いていた弟が
真似をして、にこにこしながら



お姉ちゃんの後をはいはいして
おかあさんの所まできました

たったこれだけの
どこにでもある光景ですが

これは、『教える』の原点じゃないのか?

とハッとさせられたのです

無性に気になって
『教える』の意味をググると

教える(をしへる)

 知識・学問・技能などを相手に身につけさせるよう導く。
 知っていることを相手に告げ知らせる。
 ものの道理や真実を相手に悟らせて導く。戒める。教訓を与える。

goo辞書より

などとありました。

この()の中のかな
『をしへる』は
『~をし得る』 と読めませんか?

もともとそういう意味かどうかは
わかりませんが

私はこれを見て、なんだか
とても納得してしまったのです

〇〇をし得るように
導くようなかかわり方を

『教える』というのかもしれません

そうだとすれば
学習塾の先生が『教える』のは

いったい何でしょう?

因数分解が解けるように



英作文ができるように


社会の仕組みや、作者の言いたい事



周期表の意味を理解できるように…

でしょうか?

もちろんそれも一部だと思います
が、一番は

自分の行動で自分の未来を
つかんでいけるように導く事

なんじゃないかなぁと思うのです
それが伝えられたら

細かい事は自分たちでやれるように
自然になるものですね


自分の力で進めるようになります

幼い孫たちの自然な姿から
教えられたような気がしました


深いなぁ・・・

先日のパソコンの組み立てイベントでも

指導してくださった
女性エンジニアの浜田さんは



必ず子供たちに
まずは仕組みや理屈の説明をし

やって見せ
その後にはきまって

「はいっ!ほら、やってみる!」

といって、やらせてくれました
当たり前のように見えますが

大人はつい、(特に高価なものだと)
正しくあれと
失敗するなと(させられないと)

手を出しがちです

任された以上は
「パソコンがちゃんと動くように最後はしないとね!」

と汗だくになりながら
責任感高くお話してくださる

その一方で、自分で成し遂げる事を
一番にかんがえてくださった
姿は

まさに『教える』そのものだったなぁと
しみじみ思いました

子ども達にとって、そういう大人に
どれだけ会えるか

係れるかがその子の財産となるはず!

できるだけたくさんの
良き先達に逢って、かかわって欲しいな

そんな事を思う塾長の日曜日でした

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