「梅きらぬバカ」を見てきて…
昨日は主人と久しぶりに一緒に出掛けました
どのくらいぶりでしょうか?(笑)
映画自体がコロナになってから
観に行けてなかったので
本当に久しぶりです
でも、どうしても観たかった
「梅切らぬバカ」
自閉症の息子を塚地武雅さんが
見事に演じています
息子50歳
その息子に寄り添い続けた
年老いた母を加賀まりこさんが
演じました
ネットの口コミには
「なにも解決せずに終わった」
など、エンディングが微妙
というようなものがありましたが
当事者からみると
最初と終わりでは
かなり違っています
解決など実際はないのです。
自閉症、自閉症スペクトラムは
その人の生まれ持った特性で
「治る」などという事はありません
また、育て方にも問題はありません
脳の機能障害です
そして、誰にでも起きうる事だとも
言えると思います
同じように見える当事者も
少しずつですが
社会とのかかわりの中で
変化しています
周りの人達が
ほんの少し、受け入れてくださったら
いろんな事が少しずつ
動き出すのです
そんな事を、淡々と描いて頂いた
映画だったなと思います
大ヒットの理由がわかりました
私にも自閉症スペクトラムの息子がおります
その子とは今までもブログに
何度となく書いてきました
偉そうに色々書いてはいますが
我が家とて何も状況は良くありません
家族との衝突も
ショッチュウ起きます
これは想像以上にしんどいんです
しかも終わりがありません
でも、どの人にもみな
役割があって、
いない方が良い人なんて
ひとりもいないはずなのです
子ども達の世界も
学校という場所も
同じだと思います
インクルーシブな世界が
2022年に少しでも近づきますように
エンカレッジ桃花台では
どんな子にもわかりやすい
その子に合わせた学びを
提供できるよう努めています
読み書きが苦手なお子さん
ご相談くださいね