アクティブラーニングとは?!

改定された学習指導要領には『主体的・対話的で深い学び』という文言があります。少し前まではアクティブラーニングといわれていました。聞きなれない言葉ですが、外来語表記ではあいまいだとかで『主体的・対話的で深い学び』となったようです。まぁ、それでもぼんやりとしてなんのこっちゃってかんじかもしれません。平たく言えば、教える先生が教壇に立ち黒板を背に話す、生徒は反対側で聞くという構図の戦後からずーーーーーっと続くこの形から、もっと子供たちが主役になって学びあうようなことをしよう!という授業改革のようです。

文部科学省 資料より引用 資料2-2 アクティブ・ラーニングの視点と資質・能力に関する参考資料 (mext.go.jp)

ですが、現場はなかなか思うようにはいっていないように感じます。数学などでもグループ学習の授業が増えたなど、塾生からも聞きますが相変わらず子供たちは受け身の学び方が身についてしまっていますね。この受け身をなくしていくには根気がいります。エンカレッジ桃花台では、我慢強く自分から学ぶを身に着けてもらえるようにしています。やらされる学びが楽しいとは思えないからです。中には、はじめはやらされないとできるようにならないと思われるかもしれませんが、私はまず一緒に始める事だと考えています。本来、子供は新しい事を知ることが好きだったはずなのです。知らなかったことに目を輝かせて、覚えていく。そうやって言葉を覚え、立てるようになり、自転車にのれるようになり、本を読めるようになりしてきたわけです。学校に行くようになったとたん、その好奇心が奪われがちなのは残念です。

エンカレッジ桃花台の今年のテーマを決めました。

徹底的に『わかりやすい塾

わかりやすさを追求したい!と思うのです。わかる=うれしい、楽しい の構図を鮮明にしたいと思います。なので、グループ授業にもいわゆるアクティブラーニングを積極的に取り入れたいなと考えています。もともと、やってるんですが、今年はこれをこのエンカレッジの特徴とすべく研究していきたいと思っています。そもそも、今までも結構取り入れていたんですよ。

例えば春期講習では、生物の種類をカードゲームを使って学んだり、化学式をモデルを組んで、合成と分解を考えたり、地理は地球儀をぐるぐる回しながらピンポーンを使ってクイズで盛り上がったり。

それだけじゃなくて、夏期特訓のときなどは最終日に全員クリアしないと帰れません!とかいう脱出スタディゲームをしたりしています。みんなすぐに役割分担して、わいわい楽しそうに問題を解いてくれますよ。遊び心が加わるだけで問題はちゃんと数学や理科や社会のプリントなんですけどねぇ。ww

帰りたいっていう目的ができるとやれるのかしら。。。

あ、話がそれましたが習ったことを自分事にできるためにはどうしたらいいかを考えた授業内容をめざします。残念だけど、その活動がすぐに学校の内申点に響くとは思えません。思えませんが、それはずっと役立つものになって身についてくれると思うのです。そういう深い学びを得てほしいなと、塾長切に願っております。


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA