紙は子どものくすり?!

昨日までのピーカン照りがうそのように、今日は土砂降りでした
なんだろうなぁ、この極端な天気。体がついていきませんね。

さて、昨日のブログの最後に少しご紹介しましたが折り紙教室に来てくれたかわいらしい7歳の男の子。
普段は児童クラブで折り紙をしているということで、とても慣れた手つきでどんどん作品を作り上げてくれました。

実は塾長。いつものおっちょこちょいでなぜか、6年生の男の子がくると思い込んでおりました(笑)
なので、まぁ、妄想が膨らんでおりまして「6年生で折り紙教室にくるなんて、折り紙オタクの子なんだろうか?今日はこれを折りますってチョー簡単な作品を見せたら、鼻で笑われてしまうんじゃないだろうか?折り紙で数学の図形に強い子をなんてキャッチコピーにしたもんだから、数学的な作品ができると期待してもらっていたらどうしよう・・・

などと、かってにビビっておりました。そこへやってきた7歳のかわいいKくん。塾長は妄想6年生折り紙オタクの子対策として、実用折り紙、幾何学模様の箱を作るように準備していたのです。ユニット折り紙の世界ですよね。これは、ちょっと難しすぎたのか!?どうしようと逆に内心ドキドキしながらスタートしました。でも、これがどっこい、すごく上手。幾何学模様の地味なユニット折り紙もすらすらこなしていきました。

折り紙の折り図って、本当にみるのが難しいですね。二次元に書かれたものを三次元に仕上げていてくのはイメージする力が必要です。よく見てもわからないような場面にちょくちょくでくわします。これは、経験がものを言いますね。図がわからなくても、出来上がりがわかっているのできっとこうだろうという見通しがつくようになります。数学の図形問題の中には、ぱっと問題を読んだだけでは位置関係などを含めわかりにく問題があります。そこに書かれている図をたよりにしますが、これがまなそんなに正確にかかれていないときもあります。ミスリードされちゃうことも。折り紙の折り図になれていると頭の中で立体をイメージすることが得意になってきますよね。これも、折り紙の色、折っているときの感覚、その時の会話、いろんな情報が統合されて記憶されていくのでしょうか。単に問題を解くだけよりも、よほど理解が進むのでしょう。

思えば昔遊びはそういう知恵と役立つことがもりもりですね。折り紙もあやとりもお手玉も。最近やらなくなりましたが、両手を使って頭もつかって、いいとこづくめの遊びだと思います。私の尊敬する主人のおばあちゃんがいつも言っていたんです。「紙は子どものくすりだからねぇ」って。

なんかすごーくわかる気がします。夢中になって折り紙をおったり、むしゃくしゃして丸めたり、びりびりにやぶいたり、時には障子の張替えなどで障子を破ってもいい時など、キャーキャー騒ぎながら楽しく破ってた記憶がいまでもあります。紙ってすごいなぁ。

さて、予定していた箱のうち、四角と三角の箱を作り終えたKくん。こんどは虫をつくろうということになり、テントウムシ、カマキリ、クワガタ、かぶとむしと沢山つくりました。その作品がこれ!すごいでしょう!楽しかったなぁ。折り紙教室またやろうかなぁ。夏休みだし。自由研究にしたい人あつまれ~~~

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