わらしべ長者とONEPIECE

昔話に「わらしべ長者」という話があります

最初は一本のわらだったのが
会う人、会う人と
物々交換をかさねていったところ
とうとう長者になったという
なんとも、都合の良いお話しです

一方 ONEPIECEといえば
海賊王になると海に出た少年
麦わらのルフィの冒険を描いた
大人気漫画ですね

最近は悪いニュースで耳にして
ONEPIECEの大ファンの私としては
怒り心頭で気分よくありませんでしたが

本物の主人公麦わらのルフィは
その天真爛漫で嘘偽りのない
ピュアな魅力で

出逢う人どんどん魅了していく
不思議なキャラクターです

この物語の中には
沢山の個性的なキャラクターが登場しますが
みんな魅力的です



そして一つなぎの秘宝 ONEPIECEの謎は
今だ謎に包まれてその正体もわかっていません

それを研究する人たちもいて
沢山の考察本が発売されています

一つなぎとは 人と人を繋ぐルフィの能力で
本当は「人つなぎ」なんじゃないか?
世界中の人たちが一つになってもたらす
平和のことなんじゃないか?

そんな考察もされていると聞きます

私が学習塾を引き継ぎ
その途中で「発達性ディスレクシア」に
出逢いました

最初の一人のお子さんが
ディスレクシア支援センターの
吉田先生とめぐり合わせてくれました

吉田先生が、ディスレクシア研究の
第一人者 宇野彰先生につないでくださいました

そして地元のフリースクールの先生につながって
それから、不登校のお子さんの中に
何人もの発達性ディスレクシアの子供たちを
見つける事になりました

検査にお繋ぎできた子供たちの数は
この3年程の間に20人を超えます

他にも思い当たるお子さんもいます

また、その子達を救うための出逢いも
たくさんありました

勉強会に参加してくださる
支援者のみなさんも

ゲスト講師として貴重なお話しをしていただいた
畿央大学 西端先生
近畿大学 松野先生
ディスレクシアだから大丈夫 翻訳者 辻佑子さん

市議会議員さんなど政治家の方も
地元の子供たちのより良い教育の為に
さまざまな方面でお力添えいただいています

思えば、本当にたくさんの人がつながって
今、少しずつですが発達性ディスレクシアについて
みなさんの関心をよせていただけるようになってきています

ワンピースのルフィのように
人が人をつないで大きな一つなぎの何かが
動こうとしている気がしています

先日はとうとう、稲田朋美代議士にも繋いでいただき
不登校の現状、その中に少なからずいる
発達性ディスレクシアの子ども達の現状について
合理的配慮の浸透していない状況について
不登校を乗り越え、専修学校という道を選んだ子供たちにだけ
公立、私立の高校へ進学したこのように
支援の補助金がおりていない事実など

お話しを聞いていただくことができました

左から 福井でシンママ支援をされている有紀ママこと柿木有紀さん、稲田朋美議員、つぼみ保育園園長さかえ先生、私(橋本)

また、ここから新しい何かが
始まろうとしているのかもしれません

わらしべ長者のように
小さな活動がいつの間にか
大きな動きへとつながっていきますように

くしくもわらしべ長者もわらから始まり
ワンピースのルフィも麦わらから冒険のお話しははじまりました

沢山の子ども達を救う出会いが
これからも広がっていく予感がする
今日この頃です


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