中一の壁
中間テストがほとんどの学校で
終わってきました
結果をもって
子供たちが塾にやってきます
思い通りに結果の出た子
出なかった子
さまざまですが
中学1年生のお子さんの中には
小学校の時はさほど困ったことがなかった
というお子さんも少なくありません
中学にはいって
テストがこんなに点数がとれないとは
と嘆きの声は本人からも
保護者の方からも良く聞かれるところです
ところがこの、中一の壁は
よく言われているところです。
でた!また壁だぁっ!
小学校までの学習と
中学からの学習では
量もさることながら
その内容が違いすぎています
一説には
脳の使っている場所が違う
などという研究もでているとか
私は経験上たしかに
小学校と中学校では
あきらかに違うと感じています
算数と数学の違いははっきりしていますね
(これについては別でブログを書く予定です)
それだけではありません
良く子供からは
小学校の時はノーベン(勉強せずに)でも100点だった
という子も一人ふたりではありません
センスのある子は
小学校の時は
授業を聞いているだけでも
ある程度の事は把握し
業者がつくる
基礎を理解しているかの
確認のためのようなテストプリントは
難なく解けてしまう
そんな子も多いです
ですから、中学に入っても
そこまで心配していなかったのに
実際は何も思うようにいかなかった
課題をこなすだけでも精一杯だった
先生の進むスピードが速くて
理解できなかった
先生の解説がわかりにくすぎ
などなど
まさに「中一の壁」です
又はたか~~いハードル?
特に一学期は大切なのですが
今年はコロナで
その一学期が台無しになりました
例年以上に子供たちの中で
混乱はあると思います
エンカレッジ桃花台は
それでも、子供らに負荷をかけて
考えもなしに
ただ問題を数こなすような
学び方を良しと思っていません
時間がかかりますが
3年生になるまでには
かならず自分から学び始めるような
そんな中学生になれるよう
根気よくサポートしていきます
どんなに負荷をかけても
その子本来の力を超えて
伸びていく為には
結局その子自身が
学びたい!伸びたい!
目標に到達したい!という
気持ちが根底にないかぎり
伸びるわけがありません
芽がでて早く大きな実を
ならせようとしても
肥料をやりすぎれば
背ばかりのびて実はなりません
大きな実のなるように
まずはしっかりと
地味ですが土を耕し
健康な土つくりが寛容と考えます