本当に子育てしやすい国になるには?
最近がんばってTwitterで投稿しています。
他の方の投稿のなかでこんな事がつぶやかれていました。
5カ月の赤ちゃんをつれてコメダに来ていたお母さんに
コメダにくるな、マクドに行っとけと怒鳴った人がいた
という内容でした
ちょっとまて。
塾長、キレます。そりゃ。
リツイートして吠えましたよ。
あのね、どこのヤカラか知らないけど
その5カ月の赤ちゃんに
いつかはあんたらの年金負担してもらうんだよっ!
喫茶店ごときで(コメダさんごめんなさい。馬鹿にしているわけじゃないです)
赤ちゃんをうるさがってるんじゃない!
すみません。つい取り乱しました
でも、後を絶ちませんね
こういう出来事が
ベビーカーを載せなかったバスもそうです
日曜日に名駅に孫たちと買い物に行ったとき
エレベーターを待っていると
いっぱいなんですよね
ベビーカー優先て書いてあるのに
乗っていて別の階で止まって
人が入ってきたとき
ベビーカーのお母さんが入ろうとしたら
別の人がはいってきて
諦めたんです
私怒れて来ちゃって
ベビーカー優先のはずですよね
みたいなことエレベーターの中で
いっちゃったんですね
そしたら娘にしかられて
見ただけではわからない
障害をもってる人かもしれないから
そういう事いうもんじゃないって
確かに、そりゃ配慮に欠けてたなと
反省もしたんですが…
お年寄りもね
エレベーターがいいのは
わかります
でもね、少なくとも
人込みの多い日曜日に
デパートに出かけてこれるくらいには
お元気なわけだから
エスカレーターっていう手も
ありますよね
ベビーカーでエレベーターに乗るために
3回くらい見送って
やっと乗れるという具合
これはまだましな方で
あるビルでは
エレベーターが一階おきにしか止まらないんです
10階が止まらないとしたら
9階でおりて階段おりるか
8階でおりて階段上らないといけない
家族でいってればまだしも
お母さんだけで出かけていたら
ベビーカーの子だけじゃなかったら
無理じゃないですか?
どんな事考えて設計したんだろう
昔、足の指を骨折したとき
車いすで出かけたことがあったんです
大阪にずっと前から行く予定にしてて
友達が押してくれるから行こうって言ってくれて
その時初めて、車いすの人たちが
どのくらい大変かを実感しました
まずJRは、あらかじめ何時にくるか
教えてくださいっていわれました
その時間に駅員さんが待機して
載せてくれるためです
電車に乗る時に
スロープをかけてくれます
そして、どこの駅で降りるかも
つたえる必要があって
降りる駅では駅員さんが
待っててくれます
大変親切…ではありますが
ゆうずうがききません
帰りの電車も同じシステムだったんですが
主人が思いがけず名古屋駅まで
迎えに来てくれていましたが
ガチガチにスケジュールされていて
次の駅でおりますって
いいだせなかったので
主人には家の近くの最寄り駅までもどってもらいました
ほかにも車いすでは通れない改札も
たくさんあって、大回りしたり
エレベーターまでいくのに
無駄な道のりを何度もいかなくてはいけませんでした
あぁ、すごく大変な想いをして
外に出かけて見えるんだなぁと
つくづく実感したものです
そこで同窓会の時
ドイツに転勤で渡って
子育てもドイツで終えた友達の話を聞いたこと
思い出しました
ドイツでは2階建てから3階建てくらいの
スーパーが多くて
基本的にエレベーターは設置されていないというのです
私は、ベビーカーとか大変だね
と言いました
するとその友達はこういうのです
ぜんぜん大変じゃなかったんだよ
ドイツではね、どこのスーパーにいっても
階段近くにベビーカーでいくと
誰彼となくすぐに来てくれて
ベビーカーをもって
階段を上ったり下りたり手伝ってくれるの
それが当たり前だったから
一度も困った事はなかったんだよ
なんて、素敵な話だろうと
今でも覚えています
もし、そこに暮らす人たちが
心から子ども達を大切に思ってくれて
子育てしているママたちを
応援してくれるなら
エレベーターがなくても
駅員さんがスケジュールしなくても
困ったりしない国になる
たいそうな設備よりも
お金をかけまくらなくても
一人ひとりの子供を想う気持ちだけで
暮らしやすい国はできる
そんなエピソードだと思いました
もちろん、日本にだって素晴らしいところは
沢山あると思います
でもね、子供を育てにくい世の中なのは
まちがいないんです
みんなが本当に大切なもの
どうしたらいいのかを
共有して育てていく気持ちを持つこと
それが必用じゃないかなと
つくづく感じるのです
みんながです
そのためにも岸田さん
ぜひ教育にもっと
お金を使ってください
予算をください
箱ものにつかわずに
人を育てる、はぐくむことに
ぜひ使ってほしいと思います
よろしくおねがいしまーす
それが、本当に優しい国
子育てしやすい国をつくるのではと思うのです