2021年 Power BI学習帳 今年まなんだ事

2021年12月9日 目に入れてもいたくない
孫のちゅむちゃんの4歳のお誕生日に感謝とお祝いの気持ちをたくさん込めて…

2018年からPower BIを勉強し始めてはや3年
やっと最近、すこし触れるようになりました

私が今までに参考にした書籍はざっと
8冊くらい

でも、書籍を読んでできるようには
少しもなりませんでした

Power AppsやPowerAutomateなど
ほかの製品より、一段難しいのがPower BIで

また、おもしろいのもPower BIだと思っています

まず、勉強すべきことが多い!

PowerQueryやDAXなど
今まで使ったことのないツールや言語

というだけでなく、そもそもデータについて
ほとんど何も知らないことを思い知らされます

はじめのうちは、グラフなどを作るものと思っていたので
どんなグラフがあるのかがわかりませんでした
よくある、棒グラフや折れ線グラフ、円グラフなど

どんなグラフを作ると、何の数字がわかりやすいのか…
などと、統計やグラフの種類について本を読んだり
簡単なデータで試してみたりしていました

でも、今思うと順番が逆だったなと思います

私はExcelユーザーとしてずっとExcelでグラフを作成してきました
だから、正直はじめはどうしてPower BIでないといけないのか
Excelでもいいんじゃないかと思っていました

グラフだけ見たらどちらも変わらないように見えたし
使い慣れたExcelならすぐに作れるもの
Power BIで作る意味はなんだろう?とさえ感じることもありました

ことし2021年、あるお客様から頼まれて
BIレポートを作成することになりました

でも、いっこうに進まないのです
お客様のほしいと思っているものが
作っても作っても出来上がらない

違うといわれても、何を違うといわれているのか
ちっともわからないということがあったんです

そんな事もあって、今までサボっていた分
ことしはPower BIをがんばろう!と
勉強を再開したので、どんなことをしたか
書こうと思います

まずは、Power BIチュートリアルを
やってみました

これはもう、順番にすすめると出来上がる
一通りの使い方の再確認となりました

そのあと、教えてもらいながら
移動平均グラフを作るところまでがんばりました

で、Power BIってほかの製品のように
気軽に始められないというのが改めてわかりました

なぜかというと
データがないと練習もできないからでした

これ、ちゃんとしたデータじゃないと
ダメなんです

もちろんPowerQueryを使って
様々にデータを加工するわけですが
そもそも、ある程度のまとまった整合性のあるデータを
用意することは実データでないとなかなか見当たりません

そして、実データは
グラフができるようになるまでに
整えたり、加工したり、しないと使い物になりません

結局、いつまでたっても
自分の思うようなグラフを作れるようになりません

Power BI勉強会には
PowerQuery虎の穴 という
PowerQueryを使ってデータを用意する部分の勉強会と

DAXBootCamp という
DAX式についての勉強会

そして
アーキテクチャ道場
というアーキテクチャを中心とした勉強会と

本家本元のPower BI勉強会
と分野ごとに勉強会があります

そこで、今年は積極的に
各勉強会に参加しました

特に少人数で毎回かならず発表する
虎の穴やブートキャンプには
予定が合えばでるようにしました

PowerQueryは高尾祥さんの
Excelパワークエリ データ収集・整形を自由自在にする本 


のサンプルデータを使って
本にある通りに進めて学習しました

初心者にとって、わかりにくい部分も
ExcelのPowerQueryを使用していて
Excelユーザーにはとっつきやすいと思います

そのあと、同じく高尾祥さんの
Excelパワーピボット 7つのステップでデータ集計・分析を「自動化」する本

を使って、今度はパワーピボットの練習をしました

こちらもExcelがベースですが
データモデルの作成の仕方が細かいところまで
丁寧に説明されていて、手順通りにやれば
操作方法が一通りわかるようになっています

DAXについても書かれていて
わかりやすかったです

ですが、私にはまだ
すっきりしないことがあって
勉強の仕方についても、なんかもやもやしていました

清水優吾さんの書かれた 

Microsoft Power BI入門 BI使いになる! Excel脳からの脱却



の冒頭はじめに文章の中にそのすっきりしない正体がありました

そもそもの概念
人を動かすものであること

本質を忘れて勉強しても
操作の仕方はわかっても、自分でレポートを作れないからです

作るものの正体がわかっていないと
何をどう作るかなんて想像できません

作るものの正体がわかるということは
何が作りたいか、つまり作る目的がはっきりしていることが大切だということ

そして、その目的に合ったデータが用意できるかどうかということ

そうして、集めたデータからデータモデルを作れるようになること

目的に合ったビジュアルを作成し、見やすさや
ネクストアクションへつながりやすいレポートにすること

こんな順番で思うレポートがつくれるようになるには
まだまだ、学ばないといけないことがたくさんあることがわかりました

でも、背伸びしないで
小さなことから少しずつ初めて行こうと思います

2022年は2021年で分割的に学んだことを
簡単なものでいいから
最初から自分の目的を達成するために
通して作業しレポートを作れるようになる

これを目標にしたいと思います

まずは、運営する学習塾の生徒と一緒に
夏休みの自由研究でレポートを作れるように
今から、題材を決め仮説を立てて
データを集め、それを立証するためのレポートを
つくってみたりしたら楽しいかなぁとか

ほかにもアイデアを考え中です
来年の勉強会でも、またお世話になります

みなさん、よいクリスマスを!

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