ヘルプとサポートの違いわかりますか?
娘がすすめてくれた本を
読めていなかったことを思い出し
ちょっとした隙間を利用して
読み進めています
ここの所忙しさもあって
気持ちも冬の空みたいに
どんよりしていました
どんよりしだすと
何もかもがうまくいっていないような
気持ちになってよけいに
どんよりが増していくものです
そんな中で
やりたいと思う理想と
現実のきびしさの間で
自分のできることが
わからなくなって
落ち込んでいました
(あれ?この冬場にいつも
そんな事になるなぁ…
老人によくある
冬場うつ?あーやだ)
お休みがないのも
精神的にも肉体的にも
きついのかなぁ…と
そして今年はコロナで
出かけられない
気軽に人と会えない
そんな事もすごく
影響してると思います
よしっ
いつまでも沈んでいても
しかたない!元気だしていこぅ
脱線しましたが
そんな時に読んだのが
その娘の紹介してくれた本でした
さて、問題です
あなたは、目の前に
おなかをすかせた人がいたら
どちらの行動をしますか?
1.魚を取ってあげる
2.魚の釣り方を教えてあげる
さて、どちらでしょう
これは良く使われるたとえだそうです
塾はこどもの学習を助けるお仕事
魚をとってあげる事はできない
(代わりにテスト受けるわけにいかないので)
魚の取り方を教えるのが仕事と心得ます
中学生の取ろうとする魚は
多種多様な種類の魚(問題)です
取り方も一つじゃない
これを身に着けるには
時間と努力が必要です
そんな事はいわれんでも
わかってるわい!
と思われると思いますが
それがどうして
速くとらないと飢えて死んじゃう
とばかりに焦らせる親御さんは
すくなくありません
速くといわずとも
正しくとか、効率よくとか
さまざまな要求があります
その本に興味深い解説がありました
ヘルプとサポートの違いです
ヘルプは できない 人達に対するお手伝い
サポートは できる 人達に対するお手伝い
根本的に違うのだそうです
生まれたての赤ちゃんは
ヘルプがなければ死んでしまいます
だから親のヘルプは必須
すべての生理現象を
ヘルプしないといけない時代
その経験値を切り替える事ができず
できるようになっても
ヘルプを続けていると
自立を妨げてしまう
そんなおはなしでした
サポートは「見守る」で十分なのだと
なんとも耳の痛い…
そして
ここまできて
娘のメッセージを受け取らざるをえない
と苦笑い
孫たちへの溺愛はヘルプですよ
サポートへの切り替えをよろしくね
と諭されたのかなァ(笑)
了解であります!
いましばらくこの本
肝に銘じながら
読み進めますわ(;'∀')