メイちゃんの言葉になりたい

夏の事・・・
15年以上ずっと
通ってお世話になってる
美容師の多久間さんから
こんな相談をうけました

こんな感じでご縁をつないでもらった

コルネリアデランゲ症候群という
病と向き合い続けている
めいちゃんと
お母さん、まさよさん

夏の暑いなか、
コロナに気遣いながらの
喫茶店で初めてお話を伺いました

聞けば、私が思っていた以上に
簡単にはいかない様子

まずはiPadに慣れてもらう
そんなところからの
スタートになりました

一般のコミュニケーションアプリは
無料のものを含め
たくさんあるんだそうです

でも、その子その子で
好きな音、絵、色

嫌いで反応してしまう
音、声、絵

できる事とできない事

ちょっとずつのずれが
いざ、生活に活用できるかどうか
そういうレベルになると

大きくすれ違ってしまって
使えない現実があるようです

そこで、
Microsoft　PowerAppsを
利用して、めいちゃんだけの
めいちゃんの為のアプリを
作ろう！という事になりました

その後、本当に簡単な
アプリをお渡しして
めいちゃんの様子を観察してもらいました

めいちゃんにコロナの危険があっては
ならないと思って

なかなかお母さんのまさよさんとも
逢えずにいたのです



LINEなどで、時折様子を聞いたり
コメントをしあったりはしていましたが

今日、本当にお久しぶりに
実際に桃ケ丘カルチャーセンターに
お越しいただいてお話を聞く事ができました

それだけでなく、

今日は頼もしい助っ人のみなさんが
オンラインで駆けつけてくださいました

PowerAppsのコミュニティの皆さん
吉田さん、中村さん、山田さん、目代さん
ありがとうございます！

みなさんのホスピタリティに
感動と感謝です。

打合せでは
あらかじめコルネリアデランゲ症候群
について調べていただいてたりとか

英語圏の情報を見て頂いていて
　すごく参考になるお話を紹介してもらったり

アプリの仕様についても
気が付かないような視点から
いっぱいアイデアをもらいました

私たちは、めいちゃんが
間違えた場所をおしてもいいように
画面を大きく、ボタンを大きくって
おもってきたけれど

逆に対象を小さくすることで
ボタンと認識しやすくなるかも

っていう気づきをもらったり

なるほど！

お母さんのまさよさんも
私もなるほどなるほどと
うなづくばかり

やっぱりすごいんですよ
みなさん

プログラミング教室の子ども達が
作ってくれた素材も

めいちゃんのお父さんが
つくってくれた
めいちゃんのイラスト素材も

みんな使って
めいちゃんだけのオリジナル
コミュニケーションアプリが
出来上がっていきます

楽しみだなぁ

じゃ、共有できるように
もろもろ作っときまーすの一言で
めいちゃんプロジェクトの
コミュニケーションteamが
さくさくって出来ちゃって

おまけに参加した時にはもう
議事録まで出来上がってるなんて…

エンジニアさんてほんとスゴイ

めいちゃんが
自分の気持ちを
お母さんやお父さんに
伝える事ができて

満面の笑顔をみせてくれる
その日がいまから本当に
楽しみになってきました♡

すごい助っ人のみなさんも
来てくださったし

これをきっかけに
他のコミュニケーションに
こまっている子ども達にも
なにかしら道がひらけたら

そんな素敵なことはありません

私としては
作ってもらうアプリで終わらず

その後もお母さんのまさよさんと
一緒になって

成長にあわせて
お母さん自身の手で
カスタマイズできるように

勉強していく事
それを、他のお母さん達も
できるようにしていく事

これが大切なんじゃないかと
考えています

そして、それに留まらず
Power Appsを使える
お母さん達が

社会と関わって
仕事を持ち収入を得る

ママもひとりの人間だから

コロナは憎いですが
コロナのおかげで
在宅ワークの世界は
もう夢じゃなくなりました

障害のあるお子さんを
大切にしながら
お母さんも自分の世界を
もてる可能性が
大きくなったんだと思います

この一歩は小さな一歩だけれど
本当はとても大きな一歩だと
思えてなりません

そして…私の無能さよ！
夢中になってて
一枚も写真を撮るのを

わすれてた～～～～～～～！！