あぁ!やっちゃってくれましたぁ…

発達障害「たっくん」の
お母さんを31年やっております

学習塾エンカレッジ桃花台 
塾長 橋本真弓です

「たっくん」は二十歳の時の
IQが65

療育判定では「c」判定です

C判定って結構に軽いんです
なので、ほとんどの
福祉サービスが利用できません

市からしてもらえるのは
申請すると月に2000円かな
頂けます


最初聞いた時はびっくりした

有難いですよ。
2000円でも。頂けるのなら

でも、親亡き後に
たよりにできる金額ではありませんね

えっと。この辺りのお話になると
なが~~~~くなりますので
これはまた、別の日にしっかりかきます

この「たっくん」
年齢はもう30歳過ぎていますが
IQからいくと 13歳くらいの
能力ということになります



本人なりには
成長していて色んな事も理解しますが

中身はほんとに子供のまま

今朝の事件です

毎年我が家では
梅シロップを作ります



今年も瓶に3つほど作りました

夏に酢の効いたこのシロップ
疲労回復にもいいと



毎年欠かせません

「たっくん」も大好きです



それがなんと・・・・

パパさん「なんか、この瓶から毎日液漏れしてる」

私:「そうなの?この間は混ぜる為にちょっとふったけど」

パパさん「いや、毎日なんだよ」

私はそれを毎日チェックしてる
ぱぱさんに少しびっくりしながら

めんどくさいなぁ
見とけばいいんでしょ
どのくらいの液漏れの事いってんだか

と内心「またかぁ」の気持ちで聞いていました

そして、現物をみにいくと


なにこれ!!???

あれ?これ変じゃん

そう、あきらかに量が増えているんです

⇐満タン!!

増えるなんてありえないんです
もともと、氷砂糖をいれるので

解けてくるとその分体積はへって
瓶の上のほうは2割くらい
空いている状態になります

⇐これが普通

それが、上まで目いっぱい
シロップになっている

しかも、一つの瓶の梅は
瓶のそこにしずみ


あぁ、もうこれ中身の濃度が違うヤツ

もう一つの瓶の梅は
瓶に浮いている

やられた!!

すぐに犯人の…いや
容疑者の元へいって取り調べ尋問


寝てる場合じゃないぞ!たっくん

私「たっくん、正直にいおうね
  梅シロップになんかした?」

たっくん「してない」

私「怒らないから。正直にいって」

たっくん「水すこし足した」

私「なんでそんな事したの?」

たっくん「飲んだから」

私「飲んだら、飲んだよっていうだけだよね
  水足したら、あのシロップは腐るようになるよ」

たっくん「ごめん」

今年は、つけるのが遅くて
飲み始められるのは7月後半くらいから

待ちきれなかったんでしょう

気持ちはわかるよ。たっくん
でも、それはまずい

しかも、気が付かなかったら
そのままになるか

最悪は飲んでは水を足し
飲んでは水を足しして

飲み頃の時期には
シロップじゃなくなっていて



最悪はカビていたり
悪い菌が増殖していたりする所でした

私がおおざっぱで細かい事を気にしない
人間の分、余計になのかもしれませんが

主人はとても細かい事が気になる人です





それでも、バリバリ働いていたころは
家の事も育児もほぼ関わらず

仕事第一の生活でしたから
家庭内の細かい事はむしろ気にする事もなく
過ぎてきていました

ですが、最近は
定年を迎える年齢になり



仕事の帰りも早くなり
家で過ごす時間がながくなりました

私も働いているので
家の事もすご~~く手伝ってくれます

でも、「たっくん」との関わる時間も増え
今までは気にならなかった事が

ものすご~く気になりだしたんでしょうね

しょっちゅうぶつかります
ど~~でもいいような小さな事で


まるで嫁姑のように小競り合い

電気を消したばかりなのにすぐ付けた
冷蔵庫を開ける回数が多すぎないか

かってきたお菓子を食べた
(家族用のお菓子です)

食べたらいけない物は
買ってこなきゃいいと私は思うんだけど

まぁ、とにかく細かい
口うるさいで、聞いているこちらまで
辟易してきていて



何度もやめてくれるように
話しましたが、その度

またその話か。もう聞きたくない

となってしまっていました

はい

その結果が出始めました

子育て中のお母さんなら
思い当たる事がありませんか?

あれも、これも怒っていると
子供は悪い事をしたと自覚のある時

隠そうとしだします

この「隠す」は
隠されたほうにもダメージですが

「隠す」方も深みにはまります


隠すのも隠れるのもしんどい

ばれるんじゃないか
の思いにいつも囚われるようになりますね

悪い事をしたという自覚はあるのだから
いつまでもその罪悪感から
逃れられずに苦しいですね

だから、見つかったのは
本当に幸いなんです

「たっくん」には

今日みつかったから

腐ってたかもしれないシロップを
誰かが飲んで、おなかを壊したり
しなくてよかった



隠し事をしてうそをつくと
それがどんどん大きな事になっていくし

嘘をまもるために
またあらたな嘘をつかないといけなくなって

いつまでも苦しいよ

飲んでしまったなら
「飲んじゃったよ」
とちゃんと言おう

と話、水をいれてしまった
シロップは長期保存できないから

✖✖

なるべく早く飲んでしまおう
と対応も話ました

叱るな というお話ではありません

「叱る」ことは大事です
ですが、「怒る」とは区別したいですね

「怒る」は腹立たしい自分の感情を
ぶつける事です。

子供にこれをすると、伝わるのは



お母さんやお父さんが怒っている
という現状とそれは怖いという恐怖だけですね

叱る目的は
その事が、やってはいけない事だと
子供が知る事ではないでしょうか

なので、怖いや怒られたくないという
その恐怖だけがつたわると

こんな風に、悪いとわかっているから
かくそう!という行動になっていくと思うのです

学習塾エンカレッジでは



ゼミでは宿題もでますし、
塾としてもやっておいてくださいという
事は支持する事もあります

ですが、それをやっていないからといって
怒る事はありません

テストだからここまではやろうね!
という声かけはします



今どこまで進めてる?
という進捗の管理もします

遅れていると
いつまでにどこどこまではやっちゃおうか!
と計画を促します

やれてなくて、困る、損をする、成績に反映されない
などの結果を受け止めるのは子供達自身



先生が困る事ではないという事ですね
自分たちの為に自分たちががんばる

塾の先生はそれができるように

しやすいように、声掛けしたり
見守ったり、わからない所や

どうしたらいいのかという質問や相談を
しやすい環境を整えるのが仕事だと考えています



この塾をお引き受けしたばかりのころ
英語の問題で最後にピリオドが打てていない子がいて

先生がきつい言い方で
「どうして、何度いってもピリオドうてないの!」



と怒っていらしたのをみて
私は不思議で仕方ありませんでした

怒る意味はなんなんだろうと考えると
「私があれだけ教えたのに、少しも身に着けていないのね
 私の指導が無駄じゃないの」

という風にしか私にはとれませんでした

「わぁ、もったいないね。せっかく正しく問題が解けたのに
 ピリオドがなくて得点できなかったなんて くやしいね」

で良いのではないのかな?と

目的は、子供が次にピリオドを付けるのを
忘れないでちゃんと得点できるようになる事

いつも、目的を考えていけるようになってほしいなと思います

私の好きな本「嫌われる勇気」の中に
こんな言葉があります

「馬を水飲み場につれていくことはできても馬に水を飲ませる事はできない」

さぁ、みなさんはどんな風に解釈されますか?


水飲み場につれていく前に
梅ジュースを自ら飲んで



ばれないように水を足した「たっくん」は
この想定を超えてきたけどね・・・(;^_^A

「たっくん」との終わりなき子育ての旅は
これからもず~~っと続きそうです。あははぁ

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