発達障害と生きる

コロナ禍の一年
唯一、前に進んだ出来事が
我が家の場合は
発達障害の息子「たっくん」が
新しい仕事をみつけ
就職できたことです

2年前、10年務めた
慣れた職場を離れ
さまよい続けた
時間でした

発達障害のなかでも
先の見通しがなかなか
立てられず
いつも不安な「たっくん」は

新しい環境を受け入れるのが
人の何倍も難しい

そのかわり、
慣れた場所へは
ルーティンとしてしまえば
休まず、さぼらず通い続けます

その慣れた職場へ
いけなくなったのは
同じ職場で働く人の
無理解が原因でした

障害のある人も
ない人もはたらく職場

同じ時給で働くのに
不満をもたれる気持ちは
わかります

でも、心病むまでに
執拗に責め続けるのは
行き過ぎだと思うのです

とうとう、家でも
トイレに行く
お風呂を沸かす
すべての事に

「おかあさん、やってもいい?」
「ボクこれで良かったと思う?悪かったと思う?」

と確認するようになりました
ついには職場へ通えなくなりました

職場の上司の方々は
とても良く対応してくださいました

当事者の方へ注意もしてくださいました

それでも、止まなかったのです
10年務め、友達もでき
休みの日に友達と
カラオケにいったり
コンサートにいったり

楽しめるようになっていたので
本人も辛かったと思います

職場をやめても
ホッとできたのはつかの間
今度は怒りの感情がわいてきて
被害妄想になり
道を通る車や人が

みんな嫌がらせをしてくる

と言い出し、薬を処方されるように

そんな生活から
やっと2年、就職がきまり
人とのつながりが
もてるようになりました

発達障害は、いままだ
良くわかっていない
障害であり

その症状なども多岐にわたり
人それぞれ困りごとが
違っています

一見して区別もつかず
怠けている、がんこ
融通が利かない
ゆう事をきかない

など偏見を持たれる事も
しばしばです

ですが、それでも
一生懸命生きている

その事をどうか
みなさんには ご理解いただきたい

どんな人にも
役割があり

どんな人も自分の人生を
ささやかに一生懸命
生きています

今 沢山の人が実行している
その事が『ふつう』とよばれ

『ふつう』が正義となり
常識とよばれ

そこに合わない人達を
排除しようとする
免疫反応は

過剰だとコロナのように
サイトカインストーム
(免疫システムの暴走)
引き起こしかねません

いろんな人がいる
いろんな生き方がある

おおらかに
温かく生きていける
そんな世の中や未来が
どんな治療にも勝る

そう思うのです

我が家のたっくんも
一筋縄ではいきませんが

のんびり付き合っていきます
きっと来年も
そういう変わらない
一つひとつの積み重ねの日々でしょう

それにどこか癒される
そんな事もあるのです

明日は、私の会社について
総まとめしておこうと思います

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