塾長はダメ母だから…こそ!

こんにちは
エンカレッジ桃花台 塾長
橋本真弓です

先日、びっくりする出来事がありました

知的に問題がないのに
読んだり書いたりすることが
困難な状態の人を
ディスレクシアとか
学習障害とか
LDなんて言い方をします

聞いたことある!っていう方も
いらっしゃるかもしれませんね

塾長はこの読み書き障害をはじめ
発達障害をもつお子さんや
保護者の方への支援というとおおげさですが
情報をお届けしたり
お手伝いをしたりする活動をしています

その中で、読み書き障害のある
ディスレクシアの専門の検査を
ディスレクシア協会名古屋の代表である
吉田先生にお願いする窓口にもなっています

この特別な検査は、どこでも受けられるものではなく
全国でもほんのわずかしか検査をとれる先生は
いらっしゃらないのが現状です

吉田先生は、しかもディスレクシア研究の
第一人者である宇野彰先生から
直に指導をうけられて
直接相談ができる立場の先生です

その吉田先生がすぐお近くに
いていただける事は
この愛知県地区のディスレクシアで
お困りのご家族には心強いことです

今、もっとこの取り組みの認知を高め
困っている子供たちを一人でも
救えるようにと、親の会だけでなく
情報支援できる形をとれないか
模索している最中です

その中でHPを作ることの準備を
少しずつ進めているのですが
吉田先生がディスレクシア協会名古屋の
成り立ちについて原稿をメールで
送ってきてくださいました

するとそこに
ディスレクシア協会名古屋の
前会長のお名前が記されていました

その方のお名前をみて
びっくりしました!!!


20年近く前、私はその方に
パソコンを教えに行っていました


彩子Eハーイさん
めったにいらっしゃらないお名前でしょ!?
同一人物としか思えません

塾長の息子 たっくんは
このブログでも何度も登場していますが
発達障害があります

たっくんが中学にあがるとき
学習障害があるのでは?と
疑問に思ったときに
たまたまお客さんの中で
アスペルガーのお子さんを持つ方に巡り合い
名古屋にある学習障害の親の会があるから

一緒に参加しますかと誘っていただきました


そこに2度ほど伺った後
たっくんには、軽度知的障害の診断がでました

その時、先生が
「この子は学習障害ではありません。
 軽度知的障害です。」

とおっしゃったこの言葉を
私はうのみにして信じてしまったのです

結論からいうと
この時代、たっくんの状態を
診断すれば「軽度知的障害」と
なったことは間違いではなかったのです

この後、研究が進み
診断基準や診断自体が
見直されていったのです

ここで診断が下りたことで
私は学ぶことをやめてしまっていました

せっかく、こんなに早く
吉田先生も参加していらっしゃる
ディスレクシア協会名古屋に
参加していたにも関わらず

この縁を自らたち切ってしまっていました

でも、この時の参加がきっかけとなり
彩子さんにパソコンをレクチャーすることになり
親の会には参加しないものの
その後も彩子さんとのかかわりは
ずっと続いていたのです

にも拘わらず、たっくんの状況を
変えることができませんでした

そのせいで、たっくんに
難しいことは理解できないと
決めつけてしまって
教えること、学ぶことを
諦めてしまったのです

その残酷なしうちに
たっくんは静かに耐えていました

自己肯定感ももてないまま

俺だって好きで障がい者になったわけじゃない

俺なんて生まれてこなければよかった

何度きいたことかわかりません

かあさん、ごめんね。迷惑ばっかりかけて…

そんな言葉をきいたら
たまらなくなりました…

どう考えても
たっくんは何一つ悪くないのに…

わからないというのは、しんどい事です

どうしていいかわからないまま
その時、その時良かれと思うことを
手探りでしてきました。

私自身は紆余曲折あったあげく
起業し今の桃ケ丘カルチャーセンターを
経営することになります

そのオーナーのたっての願いで
学習塾もその生徒さんも
そのまま引き継ぐこととなるのですが

その中に、ディスレクシアの塾生を
見つけることになります


その子を見つけることができたのは
たっくんを育てた経験があったから

あれ?おかしいな
この感じ、昔、たっくんを育てていた
あの時とおなじような違和感

そんな漠然としたものでしたが
その塾生のお母さんにお話しし

ほどなく吉田先生に行きつきます

検査を受けて、確かにディスレクシアだと
いうことがわかり、

その子を理解できず苦しんでいた
お母さんは納得することができ
お子さんとの関係も良くなりました

その時、塾の先生が
ディスレクシアではないかと
いったことがきっかけで検査を受けたことを
吉田先生に伝えてくださったのです

それから私と吉田先生の
お付き合いが始まったのです

そうしてもう、一年がすぎようとした
このタイミングでこのご縁が
実はもう20年も前から
つながっていたことを知ったのです


私は10年以上も前から
吉田先生と同じ場所に居合わせ
発達障害について学んでいました

彩子さんを間に
きっと何度かニアミスしているのでしょう

私が起業していなかったら
私が学習塾を続けなかったら
私がディスレクシアのお子さんを見つけなかったら
そのお子さんが吉田先生にたどり着かなかったら…

今日はないのです。

もう、何人ものお子さんが
吉田先生の検査を受け
次への道を考えるきっかけになりました

私のようなダメ母になって
お子さんの一生をダメにすることなく
早いタイミングから

その子にあった
合理的配慮を受ける
努力ができるのです

この偶然、この運命には本当にびっくりしました

そして、これは
天命なんだと思いました

大袈裟ですが、いたって真面目です

私があの時、もっと
ちゃんと勉強し、情報をあつめ
たっくんを、自分の子のことを
理解していたら

たっくんの人生は
まったく違ったものになったかも
しれなかった

友達もなく孤独な日々は
どれだけつらかったでしょう

恋愛や青春も棒に振り
障がい者としての人生を
送るしかなかった今日までを

どうやって取り戻そうと思っても
取り戻せないのです

おおかみに育てられた子が
人間になかなか戻れなかったように

過ごしてきた日々は
簡単にはもどらないのです

塾長はダメ母です
息子の一生を台無しにしてしまった

悔やんでも悔やみきれません
謝っても謝り切れません

だからこそ
もう、だれにもこんな
間違いをしてほしくない
と心から思います

あれから20年近くたつのに
あの頃とほとんど
状況はかわっていません

相変わらずみんな
ディスレクシアがなんなのか
発達障害がなんなのか

知らずにいるのです

ダメ母の塾長が
ダメさ加減をお伝えします

そして二度とたっくんのように
諦めの中で生きる子がでないように
一人でも伝えられるように

お母さんたちの勉強会を
立ち上げます

勇者アカデミーの母親部門とも
連携させながら

ディスレクシアだけでなく
なんだかうちの子困っているみたい

と思うお母さんたちに
気軽に相談してもらえるような

そんな会にしたい

そんな風に思っています



まずは 4月25日 10時より
角川ドワンゴ学園
N高等学校の学校説明会を
エンカレッジ桃花台で見てもらえます


テレビでも話題のN高
フィギュアの紀平里香ちゃんが
有名ですね

今までとは全く違う通信制高校 N高

どなたでも参加していただけます
ご希望の方はエンカレッジ桃花台まで
ご連絡ください。

0568-78-1322
m.hashimoto@for-next-i.com

そして、もし
あなたの周りで困っていらっしゃる方が
いらっしゃったら、お声かけしてください。

子供たちは宝です。
みんなで育てていけたらいいと心から思うのです


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