お母さんはいつもがんばっている。

昨日は勇者アカデミー主催の
「学習に困難さを抱える子どもたちを
  支援する人のための勉強会」

でした。長いっ!(笑)
なんか良いネーミングあったら教えてください

昨日はご夫婦でご参加いただいた方が
複数組ありました

お父さんが来てくださる

すごくいいこと

昨日は、昨年の活動を振り返り
合理的配慮をお願いした後
どんなはこびになっていくのが
ルールなのかを
みなさんでシェアしました

簡単にまとめると

1. 本人・保護者からの意思表示
(合理的配慮の申出)
  ↓↓↓

2. 特別教育支援コーディネーターの聞き取り
  ↓↓↓

3. 校内委員会での検討(場合によっては、障がいなどについての研修会開催)
   ※ここで個別の教育支援計画書や
      個別の指導計画書の内容などが話し合われます
  ↓↓↓

4. 個別の教育支援計画書・個別の指導計画書の作成
  ↓↓↓

5. 本人・保護者との合意形成
  (違っていることや、修正が必要な場合は検討しなおし)

となります。

教育支援計画書は、学校と本人・保護者との間の
いわば契約書のようなものです

決して学校側が勝手に作成し
「見せられません」

という書類ではないこと
覚えておいてください。

納得がいかなければ
行くまで話し合い

それから押印してくださいね

一度作ったら終わりではなくて
何度も作成しなおしながら
本人にとって一番学べる環境を整えるための
手続きです

伝え続けてください
大切な大切な義務教育の3年間です

そう、ここから先は
自己責任の学習ですが
この中学3年生までは
日本に住む子供たちは
大人が学びを提供することは

義務なんです

だから、あきらめないで
こんなサポートしてもらったら
僕は、私は
他の子たちと同じように
知識をえることができるんですって

どうぞ伝え続けてください

そして、知識とともに
自分がどうやったら学べるのか
その方法こそ身に着けてくださいね

先生方、そういうことです
わかってあげてください

理解しようとして関心を寄せてください


決して、高校にいきたくて
ずるさせてくれといっているわけじゃないです

発達性読み書き障害は
特性であって病気ではありません
だから、治るものではないのです

同じ型の人が少ないがゆえに
不自由をしているだけです

右利き用のはさみしかなかった時代
左利きの人は不自由だったんです

だから、発達性読み書き障害の人にも
左利きの人用のはさみのように
読み書き障害の人用に
学習できるツールをください

それは、ずるではないはずです

昨日の勉強会にきてくださった
お父さんお母さんは
お子さんの事を、理解しようとして
日曜日をさいて
学びにきてくださいました

ありがとうございます

エンカレッジには
塾にもプログラミング教室にも

外にでられなかった子や
学校に行けなかった子
学校で苦労している子たちが

何人か通ってきてくれています

ちゃんと、続いて
来てくれています

その子たちの中でここに来ることで
何か変化があったのかどうか
それは わかりません

でも、ふと私はこんなことを思うのです

ここに子供たちが来ることで
かわったのは お母さんのほうじゃないかって

お母さんて、子どもたちの事には
いつも一生懸命なんです

大切なわが子が
学校へいけないでいる

外にでられないでいる

どうしたらいいんだろう
私は何をしたらいいんだろう
どうしてこんなことになっちゃったんだろう

いろんな思いを抱え込んでいます

子どもが家にいる
学校がある時間に家にいる

これだけの事がお母さんたちには
とてもしんどいのだと思います

その子がほんの少しの時間でも
週に一度でも

自分ひとりで出かけることができた

自分ではない、他の人が
その心配や不安をほんの少しの間だけでも
受け取ってくれる

そのことで、必死だったお母さんの思いが
ふっと少しだけ力を抜くことができた

そのお母さんの変化こそが
子どもをまた、外の世界へと
導いていく

不思議だけれど
お母さんの緊張がほどけるのを確かめると
子どももまた解き放たれるのかもしれない
そんな気がしました

来月の勉強会は
2月20日 14時から
オミクロンの猛威が収まっていれば
桃ケ丘カルチャーセンターにて行います

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