『合理的配慮』って知ってますか?

発達障害「たっくん」のお母さんでもある
学習塾エンカレッジ桃花台 塾長 橋本です

よろしくです

以前から少しずつ 「たっくん」の事
お話させていただいてきました


今度農園で働くことになりました


私は、医学的知識とか
教育学的知識とかもありませんが

発達障害のある「たっくん」との
365日×30年の母としての経験
だけはあります


勉強を教えたのは小学校までだったなぁ

今、365日毎日ブログにチャレンジして
100数日ですが、それでも

ちょっとずつブログに関する
経験が積まれています

30年ずーーっと
関わり続けてきた
この経験は、それなりに

価値があると思いたい

学習塾エンカレッジ桃花台では
本当にいろいろな発達に関する

ご相談など、お話を伺う機会があります


あら、それは困りますね

いつも、私が思うのは
もし、「たっくん」がこの年齢の時

こんな事をできていたら
あんな風にとらえる事ができたら

という、リアルな後悔を元に
どうか私のした失敗を

失敗だらけ

踏まないでください
という思いでいつもお聞きします

また、そいいう思いでお子さん達と
関わるようにしています

時々、お子さんの様子を見ていて
あれっ?と、妖怪アンテナならぬ

おやっ!

「たっくん」の母親アンテナがピンっ
となる時があるんですね

根拠はないんですが
ひょっとしたら…と感じる時

お母さん達にお話するべきかどうか
いつもすごく悩みます


伝えたほうがいいかなぁ
どうしようかなぁ


私も子供の事をいろいろ
言われたときは心に波風が立ちましたから

で、面談の時とかに
気になった事をお話する機会が
今までにも何度かありました

でも、私の心配に反して
お母さん達は意外にも
すんなりと聞いてくださることがあります

何人かのお母さんは
お医者さんに相談してくださって

「いままでどうしてって思った事が
 納得ができました」

とおっしゃって下さる方も見えました

発達に凸凹があるお子さんは
驚くほど多いです

問題は凸凹があるかないか
ではなくて

どこが、どんな風に凸凹かを
判断して、その子の困っている事を
理解してあげる事だと思います

 

なぜなら、その子は
生まれてからずーーっと


そのままの自分でしか生きていないので
自分がどうしてそれができないのか
なぜだかわからないからです



みんなも同じだけど
みんなはがんばってて
自分はがんばりが足りないと
思ってるかもしれない

(たとえみんなは何の苦労なくやってる事でさえそう思ってるかも)

違っている事から、まず
教えてあげて、
その自分の特色を
自分が理解するところから
はじめないとだめです

胃酸の量を自分でコントロールできる人
いませんよね

苦手という表現だと
根性で苦手を克服しろ!って
日本はなりがちだけれど

努力しても直せない苦手もあるんです

その苦手の為に、教育の機会を
うばわれちゃうこともある

まちがった評価をうけることもある


本当はマスクをするくらいの
感覚で配慮がうけられたらいいね

だから、合理的配慮をしてください
ってできるようになりました

でも、それはうまく運用されている
とはまだ言えないと思います

「たっくん」もお願いしましたが
そもそも、役所があまり理解しておらず

いろんな係をまわりまわって
最後はハローワークで相談してください

といわれ、ハローワークだと
合理的配慮に応じない企業への指導

と敵対的な感じになってしまうため
お願いできずとなりました


学校は義務があるはずですが、
文科省の資料では

発達障害での事例は3つ

9.LD、ADHD、自閉症等の発達障害

個別指導のためのコンピュータ、デジタル教材、小部屋等の確保

クールダウンするための小部屋等の確保

口頭による指導だけでなく、板書、メモ等による情報掲示

文部科学省HPより

これだけです

ちょっと、ニュアンスが違ってて
当てはまらない感じ・・・

うーん。ちがう

今、大変な思いをしている子
その家族の方々が

少しずつでもそのシンドさを
伝えて、理解してもらえるように
なって欲しいです

少しずつですが、
対応、配慮してくれる学校も
増えてきています

今の時代は、ICT機器を利用すれば
克服できる苦手さもあります

根性論に走らず
目的論で考えてもらえますように

願ってやみません

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