学校でICT教育がなかなか大変な訳

先日、ICT教育について行政と意見交換する機会をもらいました。
私が思っている以上に小牧市はがんばっていました。

各小学校には40セットくらい
ロボットプログラミング教材があるそうです
1セット、まぁまぁな金額です



校内にLAN環境も整備され
一人一台のSurfaceGo
Education Microsoft365

子ども達はPowerAppsも
使える環境です
(でも、これ使ってるのは
市内でも・・・
いや、日本でも
うちのプログラミング教室の子くらいだと思うけど。)

先生方も、すごく頑張ってくださっているとのお話し
ありがたい事です。

でも、それでも私は
学校教育の中で、プログラミング教育など
デジタルな学びが上手くいく気がしません

ITの世界は、もうびっくりするような速さで進化し続けています
源頼朝の肖像画が別人らしい事がわかった
くらいのアップデートのスピードとは
まったく次元が違うスピード

2週間前までのOKだったことが
真逆になることもままあったり
するのに、変化を嫌う文化と相交える気がしないのです

そもそも中学校のテストは
間違えてはいけない(当たり前かww)
時間がかかってもいけない(まぁねぇw)
1つの方法しかゆるされない(途中式が違ったら×だしねぇ)

こういうのと真逆をいくスタイルでしょ

ITの世界といえば・・・


間違えてなんぼ
失敗から学ぶスタイル

放置こそ学び
教えない、環境を用意し見守るスタイル

集中してなんぼ
子供時代は期限があるわけじゃない
研究したいだけすればいいし
没頭してなんぼのスタイル

新しい方法を模索してなんぼ
もっといい方法が
もっと効率よくやれる方法が
もっと新しい技術を使った方法が
既存のものを覚える事も大事だけど
あるものがそのまま使える事はすくない世界

自分事に落とし込んで
新しいものを創造していくような
そんな要素が満載

これって、両方やったらおかしくなると思いませんか?

私は子供のころ 漫画家になりたくて
勉強していたんですが

キャラクターの設定の時に
統一性ってすごく大切って覚えたんです

すごく繊細な人がこの行動をとるのか
このセリフをいうと思うのか

そのあたり整合性とらないと
おかしいといわれたものです

だから、学校のやり方が悪いとかいいとか
そういう批判では決してなく

一方で大切にしているものを
他方で否定するみたいなことすると
迷うし、気持ち悪いですよね

子ども達も混乱します

だから、これ
少子化対策と同じで
大きな力が、覚悟をもって先導しないと
現場任せは無責任だと思います

教育は国家百年の大計である

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA