真面目だからこその落とし穴

こんにちは

エンカレッジ桃花台 塾長

橋本真弓です。

先日、ディスレクシア検査を受診された
お子さんのその後の様子を
お母さんが知らせてくださいました。

学校との話し合いも順調にすすみ、
協力を受けることができて
書く事をほとんどしなくても良い
という合理的配慮を受けることができました。

すると、学校に行けてなかったのに
行けるようになり、
負い目から行けなかった公園にさえ
1人で行けるようになったそうです。

本当に嬉しいお知らせでした。

特別なことがなくても、
自分がそのままで受け入れてもらえている
と感じられるだけで、お子さんの心は救われるのです。

このまま、楽しく過ごしてくれるといいですね。

先生方は、きっと生真面目に勉強されて
先生になられた立派な方々ばかり。

やるべきをやらない。
やれないことに、腹を立てる方が
少なくありません。

だから、合理的配慮を求める時
ありえないという顔をされることがあります。

だからこそ、合理的配慮の目的を間違えやすいです。
気をつけてください。

これはお母さんたちも同じです。
合理的配慮は、
苦手を克服するための配慮ではありません

苦手を苦手なまま、
サポートする方法を考えて行動する事です。
もちろん本人が本人の意思で、
頑張ることに、何ら問題があるわけではありません。

頑張って、少しずつ良くなろうね

などはむしろNGです。

良くならないから困っています。
だから、配慮をお願いしています。

視力の悪い子が、
努力して黒板を見ていたら
だんだん見えるようになりますか?

そもそも、目的を考えて下さい。
子供たちは知識を得て考える力がつく事が目的なんです。

書けなくても読めなくても、
それができれば生き抜いていけるのです。

むしろ、努力すべきは私たち教える側です。

読めなくても書けなくても、覚えられる方法、

探していかなくては行けません。

そんなことも25日の勉強会で
話してみようと思います!

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