今年最初の読み書き検査

先日、今年初めての読み書き障害についての検査を
吉田先生(ディスレクシア協会名古屋代表)に来ていただき行いました。
今回、検査を受けた子どもたちはみな少しの違いをのぞけば
いわゆる普通の子供達です。

問題を解く力も、考える力もちゃんと持ちながら
あるいは、普通のお子さん以上にありながら
それを発揮することが難しい子ども達です

読んだり、書いたりすることに
苦手さを感じている子は思うよりおおいです。

読み書き検査では、約2時間半くらいかけで
さまざまな検査を行います。

読めないとか、書けないとかには
単一の理由だけでなく
原因がたくさんあるからです

見たものをそのまま再現できるかどうか
それをどのくらい覚えていて
再現できるかどうか

スムーズに文字や記号や絵を
音に変換できるかどうか

それを連続してどのくらい流暢にできるか

ひらがなやカタカナの習得度合い
漢字や英単語の習得度合い

英単語は4技能すべてにおいて
サポートによって差が生じるかどうか

見えている情報を正しくうけとれているかどうか

記憶をどのくらいとどめておく力があるか

などなど
多岐にわたって検査は続きます。

そんなに長いのには少し訳もあります
検査自体は、私たち典型脳のものにとっては
さほど難しいものではありませんし
種類は多いですが、一つひとつは
わりとすぐに終了します

ですが、検査をうける子ども達には
大変エネルギーが必要な検査項目もあります。

ですから、吉田先生は子供たちの様子を見ながら
優しく話しかけ、休憩をとりながら
根気よく検査をとってくださいます

そして、ここまで頑張ってきたことを
認めてくださいます

この検査を、ほとんどのお母さん、又はお父さんは
となりで一緒に見ていてくださいます

すると、さまざまな発見があるはずです。
我が子がこんなことで困っていたんだと。

この気づきが、子供たちの緊張をほぐしていくと
私は信じています。

両親でも、先生でも
この気づきの後は、その子を見つめる瞳が
まなざしが変化する事に子供たちは敏感に気づくことが多いからです。

できないことをずっと責めてきた子ども達
できない事をずっと責められていると感じてきた子どもたち

どうしてできないの?のプレッシャーから
解放されるだけで、子どもは変われます

この検査は、小学校2年生くらいから
受けていただくことができます

小学校1年生の夏休み、ひらがなが覚えきれず
2学期になっても難しい
音読をいやがる、うまく読めない
など気になることがあったら早めに受けていただくことをお勧めします

小学校1年生の春休みなら可能だと思います。

気になる方は、エンカレッジ塾長橋本まて
ご連絡くださいませ

発達障害と困りごとの関係 | 一般社団法人勇者アカデミー

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