教えると習う

ニュースではオンライン授業に苦戦する
大学の先生方の様子が映し出されていました



学生たちの事情
そもそもパソコンが家にない


あっても家族で共有
兄弟がいると取り合いになっている

YouTube動画で見られるようにしたら
見つけられない・操作がわからない


と、教科ではなくパソコンなどの
操作の説明に追われる

予想はしていましたが
予想以上に大変そうでした

睡眠時間と研究時間をけずって
対応してみえるとか…

この状態はひどいなぁ

ちょうど今日の授業が終わってから
塾の講師の先生と打合せをしていたのですが

学習塾エンカレッジ桃花台では
タッチタイピング
ブラインドタッチを授業に取り入れていきたい



という話を詰めていました

タッチタイピングができると
オンライン授業のなかでも
質問をするのも、答えを入力するのも



速くなります。

今は、なるべく授業の時間を
スムーズに進めたいので

入力は極力簡単にを心掛けてきました

「みんなわかった?」

「問3できましたか?」

の解答はイイねマーク
これでだれがイイねをおしたかどうか
すぐにわかります

また、😄😮😥👍🧡を使い分けて
よくわかった、少しわからない

全然わからないなどの意思表示をしたり
工夫を重ねてきました

でも入力が早くできれば
話すように入力ができれば





授業中に単元テストや
記述式問題などを実践できるなど

幅がひろがりますね

以前、たしか三重県だったかと思いますが
英語の教室で子供たちにタイピングを
させていたニュースを見ました

英単語をタイピングで覚えて
沢山効率よく覚える事ができるようになった

とおっしゃっていました。

うちの塾でも
はじめは簡単な日本語の単語や
漢字への変換などの課題から
はじめていって

だんだん社会の用語解説や

歴史の学習や地理のまとめ

理科の実験のまとめなど

例文を工夫して
タイピングしながら内容も覚える

みたいな教材ができると思います

これは、20年前にも
パソコン教室で子供たちに
提供したことがあるので
子供たちにもできると思います

子供の喜ぶポイントは
よ~~く分かってます(*^^)v

私が目指すのは、
パソコンの使い方を教えるというより

使っているうちに使い方は
自然に覚えてしまったという流れです

『教えない』ことの大切さ

『教える』のではなく『習う』

教える、やらせる はなんだか
他者から与えられる感じがしませんか?
私が理屈っぽいのかなぁ?

『学ぶ』『習う』って
自発的なきがするんです

学習塾ってそういう存在がいいな

と思っています



パソコンを使う事を目的にしてしまって

普段使わない事を教材に使っていても
それはなかなか身に付きませんね

お料理を習いに行っても


ほろほろ鳥をつかって
フォアグラのソテーと


マデラワインとバルサミコのソースで
うんうんかんぬんと


教えられても、一般的な日本人なら
普段食べない、作らない料理をならっても
覚えられない・・・

お味噌汁の作り方を覚えたら
いろんな具材を使ってみたくなって


そのうちに出汁の美味しい取り方を
研究するようになったり


地域によってお味噌が違う事をしったり
野菜の下ごしらえや
相性のよい組み合わせを知ったり

そんな風に自然と発展していく学び

自ら発展させて学びたくなる

そんな学び方を目指したいのです

現代っ子が苦手なのは
「自由に書きなさい」とか
「好きな事を答えていいよ」
という指示です

子供たちは知っています
自由に書いていいという自由がない事

そう言っておきながら
自由に書いたものを、

評価されて〇✕がつけられている事を

好きな事を言えばいいといわれて
好きな事をいったら

間違っていると指摘される事を

だから様子をうかがって
誰かが書いてくれるのを待ってる



書き出した子がいると
その子と同じものを書こうとする

みんな同じだと安心するんだね

教える   習う

主体的に知識を得ていくためには

学ぶ 習う 塾

でありたいと改めて思う塾長でした

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