親の意見となすびの花は…

先日遊びにきてくれた
もりりんずの佐治さんが

その時に話した私の母のエピソードを
寝る前にも思い出してくださって(笑)

ブログに書いたらいいのにと
行って下さったので
今日はその話をしようと思います

実は私と弟は同じ高校へ進みました
5つ離れているので
一緒に通う事はありませんでしたが

弟はまぁ、それはそれは
問題児でした

停学になった事もあって
(たばこを隠れて吸っていてみつかったのです)

成績も当然よくありませんでした

私の通っていた高校では
「1」を取ると
保護者が呼び出されて

体育館に集められ
先生達から
いかにあなた達のお子さんが
真面目に授業にでていないのか
という説明をこんこんと
受けるわけです

どのお母さんも
申し訳なさげにうつむき加減で
まるで自分がお説教をうけているかのように

小さくなって先生たちの
お話を聞き言っていました

すると、母は立ち上がって

「あの、すみません。
  今日は、僕たちの教え方が悪くて
  お子さんに「1」しか取れないような
 結果になり、申し訳ありません

 という説明を聞く会ですよね」

と言い放ったそうです

先生達もびっくりしたでしょうねぇ

そう、まだ
私や弟が高校生だった時代は
先生の立場は強くて
成績がわるければ
ごめんなさいとなる

そんな時代だったのです

母は、保護者はお金をだして
勉強を教えてもらうために
高校へいかせているのに

寝てるような授業をして
どういうつもりですかと

子ども達がみんな
理解できるような授業をするのが
職業として教師をしている
プロのやることではありませんか

といったのです。

いやいや、これはこれで
けっこうツッコミどころありますが




私はその事がけっこう印象的で
この塾を引き受けてからも

塾はサービス業だからと
テストで思う結果を出せなかった時に

塾生の子にごめんと誤った事があります

これも賛否あると思いますが
私は塾をやった事がなかったので
率直にお金をもらって教えているのに
結果をださせられなかったことには
責任を感じたのです

それいらい、どうしたら
子ども達にがんばった分だけ
成績を上げてもらえるのか?

という事を
業務改善するように
あれこれ試しては修正し
考えにかんがてきたわけです

そんな中で、子供たちを
沢山観察することができたのかも
しれません

今、ディスレクシアの子たちの
支援をしたいと積極的に
私自身が学習し

横のつながりをひろげ
その中で、自分の家族についても
20年来のもやもやが晴れ

今があります

物事は見方ひとつで
まったく逆転してしまう

コンフィデンスマンJPのような大逆転

そんな母のもとで育った私は
やっぱり少し変わってるのかもしれないなぁ

親の意見となすびの花は
千にひとつの無駄がない

と申します
お母さん、覚えてるかなぁWWW

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