相対的理論

あれ?今日は桜井先生が
どうも難しそうな顔をしています。

うーん🧐何かあったのかな?

と思っていたら

すこしもやる気の見えない
様子に困り果てていたようです

あの手この手をつかっても
どうしても集中できず

教えても教えても
正解にたどり着けない


声を荒げたりとか
そういうことは
エンカレッジではほぼありません

あるとすれば
けがをするようなことをしたり
危険なことをしたりと
いう、絶対にやってはいけない事
をしたときです

騒いだり走り回ったり
他の人の学習の邪魔になるような
ことをする時は


帰りましょうという
決まりです

注意はしますが
怒るというのとは
ちがいます

しつけではよく言いますが

叱ると怒るは別の物です

発達障害を持つ子の世界は
独特のものが混在します

私たちにとっての普通が
その子にとっては
普通ではないこともあります

お互いに理解しがたい
そんな時に

不協和音はうまれますね

エンカレッジでは
一人一人の子供の事を

発達障害などがあってもなくても
先生方でシェアをして


どの先生も同じように
対応しようとしています

桜井先生がシェアしやすいように
ファイルを作ってくれました

こんど講師会議を開いて
さっそく共有しようと思います

この子は目で見た情報を理解する方が
得意なので、画面を見ながら
答えられる問題に答えてもらったり

ある子は、耳から聞いた情報に
口頭で答えてもらうとよりいいです

など、わざわざ苦手な方法で
答えられない場面を少なくすることで

ストレス少なく学習できたら

そんなことを考えています

少人数なので
こんな事も可能です

子どもたちにストレスが
少なければ、自然に
教室はいい雰囲気になります

子どもたちが
進んで学習しに来たくなる
そんな教室でありた
いと思っています

桜井先生が
「〇〇ちゃん、ちょっと不安感が
 あるんですかね?」

と言いました
私が

「そう?そんな風には見えないけど
 なんかありました?」

と聞くと

「いや、今度のゼミは何時からあるかとか

 持ち物はなんですか?みたいなことを
 まだ、来週の事なのに聞かれたので

 何か心配しすぎている面があるのかなぁと」

ふふふふふ

「桜井先生、それ、相対性理論じゃない?」

ウチの塾生の子たちは
みんなおおらかすぎるくらい
おおらかで(笑)

忘れものも多いし
え?今日だった?という子も
多い(いばれないけど)

だから、むしろ
前もって時間を確認してくれたり
持ち物を確認してくれるって

本来は ふ・つ・う なんじゃない?

すると、はっ!と
我に返った桜井先生

大笑い

あははは
本当だ 普通ですね!
基準値がずれてました
そーゆーことかぁ。わはっはっ

と夜更けに大笑いの
事務室でした!

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